長男が入学する予定の大学で、保護者に向けての説明会があり、前回投稿しました(過去記事「大学の入学前説明会に参加して気付いた事①」)。
本日は、その続きを書いていきたいと思います。
前回は、やや他の人に対するネガティブな感想を書きましたが、私が言いたかったのは「不登校・通信制高校のポジティブな点」です。今回はそのポジティブな具体的な事を述べたいと思います。
長男は、中学で不登校になり、通信制高校へ進学し、そこから今回大学受験をしたのですが、この道なき道を歩んだ経験が「自分で調べて、考える」という能力を養ってくれたと感じました。
父が通信制高校の息子にやった事
ですので、私が長男に対して中学後半~通信制高校時代にやった具体的な事を振り返ってみます(思いつくことを)。
- 高校生になってデビットカードを作り、自分で考えながら買い物をさせた(twitterのフォロワーさんに高校生はデビットカードをつくれることを教えていただき、実行しました)。
- 画像編集ソフト(学校授業では不要)の購入を長男が希望した時に賛成し、買った。このソフトウェアの知識は大学入試(プレゼンテーション)で直接役立った。
- 「学校の勉強をしろ」とは言わずに、長男のやる事を尊重した。
これらは、長男の成長にとても有用であったと、今感じることができています💪。
もちろん子供によって違うでしょうから、全員に有用とは限らないでしょう。
でも、「子供の希望・状況を見ながら、親がその都度我が子のために判断していく」のが大切であることは共通していると思います。
私も、もし長男が不登校にならなければ、上記3つの事はすべて実施も許可もしなかった気がします。
通信制高校のメリット
そして、上記のこと以外にも、通信制高校自体のメリットにも気付きました。
それは、「同級生たちとの交流が少ない分、周りからの影響を受けにくい」という事です。
しかし、これはデメリットにもなり得ます(=同級生からのポジティブな刺激を受けにくい)ので、これも子供&その同級生次第にはなりますでしょうが、うちの長男のように「我が道を行きたい子供」にとっては、メリットがデメリットを上回ると思いました。
子供に任せる事の重要性
以上のように、保護者の発言を単に30分ほど聴いて私が感じ、その後色々振り返ってみて、「学校の授業・塾の学習ばかりにとらわれずに子供の興味を尊重し、本人にある程度任せることが大切」と思えた、大学入学前の出来事でした。
(ちなみに、パソコンの説明会で大学職員が推奨してくれた2機種を帰宅後に長男に伝えたところ、その後自分の部屋でリサーチをして、そのどちらでもない第3の機種を買う事に決めた様です。「自分で調べて、考える」を貫いており、感心しました😊)