通信制高校生の長男が昨年度の単位取得の話をしていた時に、中学生で現在不登校の次男が、「お兄ちゃんと同じ(通信制)高校に進学しようかな」と言っていたことを妻から聞きました。(過去記事<不登校の中学次男が「高校に進学したい」と?>)
しかし、私は直接次男と話をしていないので、「どの程度本気なのか?」がよくわかりませんでした。
そう思っていたら、先日担任の先生がプリントを自宅に持って来てくれました(我が家にとってはほとんど不要なプリントですが…)。
私はその時不在でしたが、帰宅後に妻から大量のプリントを見せてもらい(読んではいませんが・・)、ふと「中学3年になったから、進路希望調査の紙もあったりする?」と妻に訊きました。
妻は「そういう書類は無かった」と会話をしていたら、ちょうど次男が部屋に入ってきたので、勢いそのままに次男に質問しました。
兄と同じ通信制高校に
「高校行く?」と。
すると、次男は「ああ、行ってみようと思っている」と答えました。
私:「お兄ちゃんと同じ高校に?」
次男:「それ以外にもオンラインの高校ってあるの?」
と訊いてきました。
やはり、自分で調べるほどの気力は無いようです。
次男が希望する内容を確認していったところ
・授業はオンラインで実施している
・時々の通学なら、まあOK
・他の生徒と一緒に宿泊は嫌だ(スクーリングで)
というキーポイントがあるらしいです。
となると、現在長男が所属している通信制高校が当てはまりますし、まさに長男の入学に際しても、私と妻でこれらの点を重視した記憶があります。
ここ2~3年で新しい通信制高校が誕生したかもしれませんが(私の知らない)、長男の通信制高校は「気持ちの弱い生徒の事もかなり考えてくれる」という事がわかっているので、次男にとってもこれ以上の通信制高校はなかなか見つからなそうです。
妻と私にとっても「内情をある程度わかっている学校」なので、安心感があります。
ですので、”進学するならば”、この通信制高校が良いだろうという事にはなりましたが、「次男が高校生をできるのか?」という点がやはり心配ではあります。
学力は圧倒的に足りない
小学4年生から不登校になり、家でも全く勉強はしてきませんでしたから、「学力はかなり不足している」はずです。
次男に「九九は覚えている?」と訊くと、次男は「全く覚えていない。だって、使ってないから」との返事。
まあ、そうですよね。となると、割り算は全くできないでしょう・・
それでも、本人がその気になっているならば、高校生活を送れる可能性はあるとも思います。
もちろん大変でしょうが「自分で希望した事なら」頑張れる可能性は高いからです。
しかし、本人の能力よりもはるかに高い知識が必要であれば、やはり挫折してしまうでしょうが、それはやってみなければわかりません。
やりたいと思った時が、やり時
やりたいと思ったことは挑戦してみて、「やっぱり自分には無理だ」と自分でわかった時には、その時に撤退すればよいだけです。
それも貴重な経験です。
人生すべて「トライアル&エラー」です!
妻も私も、「次男は高校には進学しない、無職になるだろう」と思っていたので、高校に行こうと思うと聞いた時にはとても驚きましたが、息子たちのチャレンジはできる限り応援していきたいと思っています💪