実は・・・
少し前から、子どもの居場所でボランティアをしています。
と言っても、『子どもやその保護者に役立っている』という感覚は全くありませんが😢
でも、うちの息子たちが小学校・中学校の不登校時代に「学校の外に、子ども達の学びの場を増やすべき」と私は感じましたので(過去記事「中学校での面談②」)、その現場にやっと関わり始めたことは感慨深いものがあります。
のびのびと遊んでいる子ども達
小学生~中学生の子どもたちが来ているのですが、「それぞれが好きな事をやっており、子どもたちだけでうまくやれている」という状態なので、私のすることが無いという感じです。
つまり、来ている子供たちにとっては、とても良い居場所になっているのだと思います。
子どもたちを見ていると「本当に夢中になっているなあ」とうれしく思ってしまうほどで、長年の運営者の方々の成果だと思い、心から尊敬している次第です。
運営の方針も「あまり余計な口出しをしない」という事のようで、「余程寂しそう・つらそうでなければ大人から何かに誘う事もしない」のだそうです。
この事は、私が二人の息子の不登校を経験しての考えとも一致しており、私自身もここの居場所の方針には賛成です(もちろん、色々な考え・方針があるでしょうし、何が正解かなど無いと思いますが)。
ここに来ない不登校の子たちは?
このように「ここに来ている子ども達にとっては」とても良い居場所になっているのを見ていると、では「ここに来られない不登校の子ども達は、どれくらいいて、どのように過ごしているのだろう?」という事に思いを巡らします。
うちの息子たちの小学生・中学生時代を想像しても、「恐らくうちの息子たちは、ここに来られなかっただろう」と思います。
息子たちが不登校になった当時「じゃあ、フリースクールに行きなよ」と、何人かに言われましたが、「行けるなら行っているよ!」と不満な気持ちになったことも思い出されます。
まずは居場所に溶け込みたい
でも、まずは子どもの居場所で色々と経験をして、子ども達の心の葛藤なども少しずつ理解できるようになりたいと思っています。
私が少しでも役に立てるようになるのはそれからでしょうから、焦らずにゆっくりと子ども達の中に溶け込みたいと思います。
そのためにも、まずは「子ども達から警戒されないオジさん」にならなければなりませぬ!
