3Dプリンターが欲しい。
長男が不登校になってから約2か月後、3Dプリンターを欲しいと言ってきました。
中学2年の9月頃です。
学校にも行かなくなり、ネットを見る時間も増えた事も影響したと思います。
以前の私であれば「それは誕生日など特別なお祝いの時にしなさい」と言ったと思います。
しかし、長男は2か月学校に行っておらず、行く気配もない…
私は「このまま普通に勉強・受験をやろうとしてもダメだろう。完全に受験とは別の視点で長男にスキルが身につくようにしなければ!」と思い始めていました。
ですので「3Dプリンター」のような新しい機器は知っておくほうが良いと、むしろ思いました。
しかし、問題は値段です。
3Dプリンターというといかにも企業が買うものというイメージがありました。
ですので、いったいいくらかかるんだ!?というのが私の率直な感想でした。
ですが、その点はよく調べる長男はさすがでした。
「小さくて安い外国製… 1万円ちょっと」と。
確かに一瞬想像した値段よりははるかに安いです。
となると私は「すぐ壊れるんじゃないのか?」と長男に訊き返すと、
「口コミでは、なかなか良さそう。コスパを考えるとこれがベストと思う」と。
よく事前調査をしています😊
ネットで注文
いつものように私がネットで注文しました。
数日後に届き、私が帰宅するとすでに何か作り終えて(プリントした)いました。
機械は確かに小さいです(1辺30cmほど)。
そして、作成中の機械をみると非常に細かい動きをしています。
また、作られている最中のものを見ると非常に精巧です。
これが一万円ちょっとで買えてしまうのは驚きと同時に、外国製のコスパの高さに危機感を感じてしまいました…
設計図修正
設計図はどこかから色々とダウンロードできるらしいです。
しかし、そのまま作るとやや不具合があったりして、長男はその設計図を少し修正して作り直してもいたようです。
もはや私にはまったくわかりません…
次男も好きなゲームキャラクターを作成したりして、次男にとっても良いデジタル教材になったようです。
現在、すでに1年半以上壊れずに、しかも長男&次男が3D設計図と3Dプリンターを学ぶことができて、良い買い物をしたと今も思っています。
今回は3Dプリンター知識が将来役に立ちそうだから購入しましたが、私の古い知識で「将来役にたつ・たたない」を判断するのは危険であるという事もその後気付いて来ました。
ですので、現在は息子たちがやりたい事・ほしいものは、しっかり本人が考えた上でできるだけ実現できるよう協力しています。
その際には、コスパはしっかり考えるように伝えています(将来自立し生活していくためにも)