先日、新聞の記事で「予備校の受験対策は、AIを使って個別に練習問題が選ばれる」と見かけました。
これを読んで「なるほど~。確かにそうしたほうが点数を取るのには効率良いな」と感心しました。
その予備校とは東進衛星予備校で、テレビにも出演している林修先生の在籍でも有名な東進ハイスクールの一部門らしいです。
私の息子たちは、そのような受験対策とは無縁ですが(長男は通信制高校生。次男は中学不登校。)、なかなか私にとって衝撃的であったので、本日は予備校・受験勉強の事を書きたいと思います。
大学入試とは、
大学受験は、高い点数の人が合格するので、いかに高得点を取るかの競争です。
私は、田舎の公立高校に通っていて、予備校にも行かなかった(というより近くに予備校が無かった)ので、「受験対策」というものができていなかったと、大学に入ってから気付きました。
都会の進学校出身の人たちは「○○のテクニック」というものを色々と知っていて、大学1年時の数学の授業では私が20分ほどかかって解答を導いた問題を、そのテクニックを使って2分ほどで解いていた同級生が大勢いたことに驚いた記憶があります。
「受験勉強は将来の自分のために」とは聞きますが、「大学に合格するための手段」の部分がほとんどであると最近は思うようになりました。
以前は私も「できるだけ知識を増やしておけば、将来役立つ」と思い、コツコツと勉強していましたが、最近は「大学受験(高校受験も)の勉強の多くは将来使わない」と実感しています。
実際、高校生の時にあれほど勉強した数学は、社会人になってからほとんど使っていませんから(私は)・・・
ですので、受験は「効率よく高得点を取る」方法を考えて、割り切ってやる方が良い気もします。
そして、学ぶことが好きな人は、受験勉強せずに自分の好きな事を学ぶべきとも。
効率よく点数取るためのAI
そう考えると、新聞記事のようにAIを使う事はとても有用そうです。
①まず、志望校の入試で出されそうな問題を中心に勉強する。
②そして、その問題の中で、自分が間違った問題を中心に繰り返す(正解した問題はその後出されない)
というのは、かなり有効だと思います。
「何が何でも○○大学に入りたい」という目的がある生徒はこのような勉強方法は特に有用だと思います。
しかし、志望校が増えれば増えるほど、①の範囲は増えていき効率は悪くはなるでしょう。
それでも、②は引き続き有用なのでそれだけでも、効率はだいぶ上がりそうです。
私が大学受験をした30年前とは、受験対策もかなり変わっているように思います。
しかし、このようなテクノロジーのおかげで、私のように田舎に住んでいる生徒にとっては、都会の進学校の対策との差は縮まっているということかもしれません。
私は受験に詳しくないです
受験の話は、現在(そして、将来)の我が家にはほぼ関係ない話ですし、私は現代の受験制度を良く知らないので、間違いが合ったら申し訳ございません😅
読んでいただいた皆様も、「つまらない」と感じましたら申し訳ございません。
たまたま私が読んだ記事で「AIなるほどー」と思ったので今回書いてしまいました。
私自身も、「受験」のための話よりも、もっと「本人のためになる教育」(過去記事[「教育とは何か?」と疑問が湧く])や「生き方」を書いていきたいと思っていますので、次回以降もよろしくお願いいたします。