先日、同じ職場の同僚ママさんから高校生の息子さんの事で少し相談を受けました。
私の息子が中学不登校⇒通信制高校という経過を歩んでいることを知っている人で、相談というよりは仕事の合間の雑談という雰囲気で会話が始まりました。
今年、進学校に入学した息子さん
息子さんは、進学校の高校に今年の4月に入学したらしいです。
しかし、なかなか親しい友人ができず、文科系の部活に入ったもの幽霊部員にだんだんとなり、学校も休みがちになってきているとのことでした。
進学校の高校に合格したので、恐らく中学校では優秀な生徒だったと想像します。
そして、「夢の高校に進学したら周囲には優秀な生徒ばかり・・」という状況は想像できます。
元々あまり友達も多くなく自宅でパソコンをいじっていることが好きとのことなので、成績ばかりでなく性格の影響もあるでしょう。
そして、ママさんは「このままだと、息子がつぶれてしまう・・」と、徐々に感じてきたようです。
元気になった夏休み期間
それが確信に変わったのが「夏休み」だったそうです。
夏休みは当然ながら、登校する必要がありません。
そして、「夏休みになったら息子さんが見る見る元気になった」と言うのです。
この「夏休みに元気になる」は不登校の初期にはあるので、確かに息子さんは「学校に行きたくない」のでしょうね。
しかし、私も自分の息子達の経験のみから教育論や不登校対応などを語ることは危険だと自覚しております。
子によって、原因・対応は違う
「不登校」と一言で言っても、要因・程度はさまざまであり、うちの長男と次男もだいぶ性質の異なる不登校でした(過去記事「平日に外出しない長男、する次男」)。
ですので、アドバイスなどは行わないように気を付け、「うちの息子はこうだった。」という経験を述べるようにしました。
そのママさんは、通信制高校への転校も考えているようでしたが、転校の是非については何も私からは言いませんでした。
ただ、唯一私がお勧めしたことは「通信制高校は学校によってかなり違う。そして、それを調べる事については親が子供を手伝うことができる」という事です。
まさに2年前に私の妻が、当時不登校の中学3年生の長男の進学のために通信制高校をネットで調べ、見つけてくれたことがあったからです(過去記事「中3になった長男の進路希望調査書」)。
それ以外については、我が家の体験をそのまま説明しただけです。
うちの次男が小学4年で不登校になった時に、近所の先輩ママさんの体験談がとても我が家には役立ったので、今回は私が先輩パパです!
「少しでも役に立ちたいな」という気持ちと「アドバイスをしてはいけない(うちの息子たちと、そのお子さんは違うのだから)」という、相対する感情の中で会話をしました。
是非、その家庭での最良と思われる方向に向かってほしいと思っています🙏