長男が来春入学する予定の大学で、保護者への説明会(4月までに準備しておくことなど)がありました。
別の教室では、子供(学生)が入学前に身につけておきべき事などの研修会があり、今回大学を訪問した主な目的は、長男がこの研修会に参加することでした。
大学合格が決まってから、「自分が通信制高校卒業」であることにやや引け目を感じている発言をした長男(過去記事「“通信制高校卒業”をどう思われるか?と気になってきた長男」)ですが、4月から同級生となる人たちとの初顔合わせです。どうですかね?
保護者説明会で
運転手の私はその時間に特にすることも無いので、保護者説明会(任意)に参加することにしました。
また、妻は長男が入学する大学を一度も訪れたことがなかった(オープンキャンパス・受験は、毎回私が付き添っていた)ので、「行ってみたい」とのことで、妻も一緒に参加しました。
多くの保護者が参加し、教室も満杯の状態でした。早めに教室に入って良かったです。
保護者に対しての説明は、「購入が必要な高額なもの」についてでした。
高額なものとして、パソコンの事を詳しく説明してくれたのですが、最後の質疑応答で私は色々と感じた事があったので、今日はその点について書いていきたいと思います。
大学で「授業を受ける・作品を制作する」ためにパソコンが必要であり、パソコン数機種を提案してくれて、その値段とスペックを簡単に説明してくれました。
私も細かいスペックなどはよくわかりませんでしたが、「この機種かあの機種を買うのだろうな。最終的には長男に決めてもらおう」という感じで教室を出ようかと思ったのですが、保護者からの質問がなかなか興味深く、しばらくそのまま教室に居続けてしまいました。
保護者からの質問
具体的には書きませんが、「それを訊く?」という質問がいくつも出ました。
「親もデジタル知識乏しく、子供もパソコンの事を知らない」という状況で、とても不安で心配になる気持ちはわかりますが、「自分のわからない事を何でも質問・相談する」のを見て、私は「それはもっと自分で考えましょうよ。今ここで職員から答えを聞いても、解決できないでしょう」と思う内容でした(私の個人的な意見です)。
そして、そのような発言を聞いて「子供たちはどうなのか?」とも思いました。
「自分で調べて、考える」という事ができない子が結構いるのではないか?(個人的な意見です)
と。
不登校・通信制高校では自ら悩み・考えた
一方、うちの長男は中学で不登校になり、敷かれたレールから外れました。
そのため、色々自分で道を探ってきた(=探らざるを得なかった)中学&通信制高校時代があり、むしろこれは強みだと強く感じました(親も手探りしていました)。
不登校の子も様々ですが(うちの長男と次男もかなり異なる)、「道なき道をつくりながら、歩む」という点は、多くの不登校のお子さんで共通する事で、とても貴重な能力を養われたと気付きました。(歩む方向やスピードは異なりますが)。
<次回に続く>