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学校での「不登校対策会議」の効果はあるのか?

その他

毎月の不登校会議の効果は?

先日、テレビ放送を見ていたら、ある中学校で職員数人が集まり「不登校対策会議」を開き、一所懸命議論している場面がありました。

毎月実施しているとのことです。

そこで、まず私が感じたことは「学校“内”で、いくら議論をしていても効果はあまり無いだろう」という事でした。

養護教員を含めた先生達が真剣に考えて話し合っていることは素晴らしいのですが、不登校の子供たちは『その学校に行きたくない』のです。

“学校は変わったから登校してね”と言われても、そう簡単に行く気になれないのではないでしょうか。

さらには、それ以前に「学校が変わることも難しい」のですが。

つまり、困難な壁が二つあるという事です。

困難1:学校が変わる。
(達成できれば)
困難2:子供が再登校する気になる。
(達成できれば)
子供が再び登校する。 めでたしめでたし…

と、なる構想という事です。

この二つの困難を克服できる学校&子供もいるかもしれませんが、それは限定的でしょう。

だからこそ、現在も不登校の児童・生徒は増え続け、29万人にまでなっているわけです。

では、どうすれば良いのか?

学校外に別の学び場を作り、認可すべき

過去にも何回か投稿しましたが、私は「学校“外”に、別の教育機関を造る。そして、国(文科省)が認可する」だと思っています。

最近、文科省が法改正した「フリースクール等の成果を、小中学校の成績に反映していただけるようになりました」では、学校至上主義がそのまま継続されており、不充分でしょう(過去記事<文科省の「不登校児童生徒のフリースクール等での学習の成果を学校の成績に反映させる」は上手くいかないと思う>)。

「高校」に於いては、すでに通信制高校があり、全日制高校と同じく“認可された”高等学校です。

近年、増加する不登校の受け皿として、需要が増えており、それに伴い供給する側の通信制高校も増えています。

中学生で不登校だったうちの長男も、通信制高校に進学し、元気を取り戻すことができました🙇‍♂️

通信制の中学校を

ですから、中学校でも「通信制」を認可すれば、救われる不登校生徒は結構いると思われます(うちの次男など)。

しかし、文科省は、通信制中学を正式な中学校と認めていません(過去記事「通信制”中学”を文科省(国)は認可していない②」)。

“対面での経験が貴重であり・・・”と、理想論を述べられていますが、「そもそも人と会えない状態が続いているんですよ!」と、親として言いたいです。

小学校低学年ではオンラインが難しい場合もあるかもしれませんので、まずは中学生から実施し、そこからわかる改善点を見つけながら、より幅広い学年にアレンジした学びの場を提供していくのが良いと思います。

理想ばかり言いながら、実行しない国に対しては、本当にやるせない気持ちになります😥

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