将来希望の仕事。
中学2年で不登校になった長男ですが(過去記事:「長男の不登校始まる…」)、小学低学年の頃から「大きくなったら○○(大手の玩具メーカーの名前)で働きたい」と言っていました。
それはずっと続き、不登校になる前の中学1年時まで言い続けていました。
私は本人が希望するなら実現してほしいと思いつつも「そううまくはいかないだろうし、成長するにつれて別の興味が出てくるだろう」とも思っていました。
でも、すでに将来の夢があるのはとても良い事と喜んでいました。
不登校後、夢を語らなくなる
しかし、中学2年で不登校になって以降、将来の事については語らなくなりました。(2年過ぎた現在も…)
当然と言えば当然です。
将来の事より、明日の事が不安。いえ、今日の事すら不安になったでしょう。
「大企業に就職するためには、大学を卒業していないと難しいだろう。でも、自分は中学で躓いてしまった」と落胆したかもしれません。
ですので、私も将来のことは質問しないようにし「今やりたい事をやりな。それが将来役に立つ可能性もあるから」と伝え、やりたい事をやれば良いと伝えました。(あまり言い過ぎないように注意しながら)
今の長男の心の内はわからない
ですので、長男が現在将来の事をどのように考えているのか。
そもそも考えているのか、いないのかもよくわかりません。
いちいち親に語る年頃ではなくなったという事もあるでしょう。
しかし、本人から話しかけてこない限り、私から質問しないようにしています。
そして、長男が私に話しかけてくることはほとんど無い(何か物を買ってほしい時だけ、話しかけてきます…)ので、長男の考えは今は全くわかりません。
でも、それで良いとも最近は思っています。
子供と言えども、中学も卒業したので、自分で考える事もそれなりにできる年齢ですし、していくべきとも思います。
親がすべて把握し、道を導くよりも、自分で調べ・考え進んで行くことが将来の役に立つであろうと。
今の長男は、
- 自室にこもって、何かをやっている。
- 朝起きるのは遅いけど、3食食べている。
- 家族との会話は多くないけれど、ケンカも叱責も無いそこそこ平和な家庭(多分…)。
と、今をまずまず健康に生きています。
長男が相談してきた時に全力で応えてあげる事が私の役目と思って、長男の事を気にかけながらも、今は黙って見守っています。