先日、久しぶりに自宅最寄り駅からの始発ローカル線に乗りました。
早朝だったため、多くの高校生が乗っていました。
高校生といえば、長男も高校生です。
「もし、全日制高校に通っていれば、長男もこんなふうに通学していたのかなあ」という思いが自然と湧いてきました。
電車内での様子
高校生たちを見渡してみると
運動部と思われる男子高校生は数人でひたすら喋りまくっていたり、
真面目そうな子は参考書を読んだり、タブレットに何か書き込んだり。
と、「それぞれの生活を歩んでいる感」を感じました。
ですので、通学している高校生もそれぞれ大事にしているものが違っていて、
「通学」か「通信」かということは、
・「部活をやっている」か「部活をやっていない」か、
・さらには「電車通学」か「自転車通学」か、
などと同様に様々な要素の一つとも思いました。
最近、長男はオンラインで誰かと頻繁に会話をしています(過去記事「長男が毎日ネッ友?と電話」)。
これも友達との会話です。
手段が新しいだけで、友達とのコミュニケーションです。
親の願望
「もしも○○の経験をすれば、もっと良いのに」と親が子に対して思うことは自然かもしれませんが、限られた時間の中であれもこれもできません。
子供たちも「自分ができそうなことの中から取捨選択し、貴重な青春を経験している」ので、親の価値観で何かをやらせることは子供本人がやりたい貴重な体験を奪う可能性がありそうです。
私自身は学生時代の部活がとても良い思い出なので、「息子たちにも部活動をやってほしい」と以前は思っていましたが、今は「息子たちは部活動の類は好きではない」事がわかりましたので、そのような願望は今は全くありません。
電車内で見た運動部の男子高校生たちは、とても楽しそうにお喋りをしていて、とても微笑ましい。
一方、一生懸命参考書を読んでいた高校生に対しては「将来の目標があって今頑張っているのかな」と思ったり、「周りが勉強しているから自分も勉強しているだけになっていないかな?」など余計な想像もしてしまいました。
子供本人の選択
高校生たちを見て「若い時の経験はとても貴重」と思うと同時に、親ができることとしては「子供の選択を邪魔しない」事くらいだなあと改めて思いました。
ほとんど家にいる長男も、自分ならではの青春を体験していると思います。