不登校の中学2年生の次男は、繊細で潔癖症です。
ですので、「部屋の窓を開けると小さな虫が入ってくる」と言い、窓を開けたがりません(網戸はきちんとついているのに)。
しかし、今年の春頃にだんだん気温が上がってきた日に、自分の部屋の窓を開けていたことがありました(過去記事「次男が自分の部屋の窓を開けている!?」)。
結局その後は「エアコン使用」になったので、夏は窓もドアも閉め切って過ごしていました。
秋になって再び窓を開ける
今年は9月の末になっても暑い日が続いたりしていましたが、ある時再び次男が自分の部屋の窓とドアを開けて、風を通していました😲
約4カ月ぶりです。
「窓を開けて風を通すと気持ち良い気候だった」のはもちろんそうなのですが、以前の次男であればその様な日でも「窓・ドアは閉める」としていました。
潔癖症が年齢とともに緩和されてきているのでしょうか?
「外界とシャットダウンしていた次男が窓を開けている」という事が、なんだかとてもうれしく感じてしまいました。(たかが窓を開けただけなのですが・・)
4年前不登校になった時と色々と比較してみると、こだわりや要求は減ったと思います。
まあ、4年前は私から次男に要望することも多少あったので、それに対する拒否反応が出ていた部分もあった気もします。
あの時に比べれば、私から次男に対して何かを提案することは(ほぼ)皆無ですし、妻もほぼ言っていない様ですから、次男は周囲からのストレスがかなり減っていると思います。
その結果として虫を気にしなくなったのかどうかは不明ですが・・
勉強していなくても何とかなると思えてきた親
勉強も小4からしておらず、「割り算できない」「漢字もほとんどかけない」ですが、「人生何とかなる」と私は思えるようになってきています。
息子たちが不登校になるまでは、「普通に進学し就職するルート」しか私は知らなかったので、学校から外れたときには絶望したものです。
しかし、色々と調べてみると「こんなに多様な生き方があるのか」と知ることができました。
ですので、「企業に就職しなくとも別の道はたくさんある」と今はかなりポジティブに捉えています。
不安が全くないわけではありませんが、むしろ「息子たちは私が知らないどのような人生を送るのか」と、とても興味深く期待しています。
「学校に行っていない状態(=不登校)」は、この4年間変わっていませんが、次男は成長し、私も成長している事を感じる今日この頃です💪