先日、母校に行き高校生たちと話す機会をもらいました。
毎年やっている行事のようですが、私は全く知らず今回なぜか声をかけていただきました。
約1時間で、前半は私からスライドを使用して話をし、後半は高校生たちから質問を受けるという形で実施されました。
母校を訪れるのは約30年ぶりで、懐かしいと思う部分もありましたが、「こんなだったっけ?」と私の記憶力が心配になる部分も多かったです😅
将来の選択の参考に
議題としては「高校生のキャリア形成」の参考になるような内容をとのことでしたが、そもそも「30歳も年上で著名人でもないオジサンの話が参考になるのか?」という疑問はありましたが、「多少でも参考になるならば…」との思いで、全力で喋ってきました。
質問も予想以上に多くもらえて、私が高校生の時よりもかなり熱心な生徒達という印象でした。
そして、質問の内容は「海外」に関することが多く、「若い人達が海外にとても興味を持っている」という事にも驚きました。
「最近の若者は内向き志向だ」などと少し前から言われていましたが、「さすがに今の日本は不安すぎる」と思うようになってきているのでしょうか?
いずれにしても、何事にも興味・関心を持つことは良い事です😊
また、この企画自体は恐らく、教員とOB会の間で計画されていると思うのですが、当日の運営は「生徒主体で実施されていた」ことにも驚きました。
私を教室に案内したり、司会をするのも生徒です。
一応、教員が教室の隅で見守ってくれていますが、非常時のサポートという感じで教員が座談会中に何かをするという事はありませんでした。
長男と同世代の子たち
高校生というと、うちの長男(現在、通信制高校生)と同世代です。
長男は一人で外出もできない(過去記事「長男が一人で出かけてみたいと」)ので、「うちの長男にこんなことできるかなあ~」と、ついまた比較してしまいますが(いけませんね!😣)、本当にたくましく見える高校生たちでした。
長男は今、彼らとは全く違う生活をしていますが、ひょっとしたら将来一緒に何かをするかもしれません。
あるいは、このまま別の道を歩んでいくかもしれませんが、いずれにしても個々で歩みたい道を歩むのが最良と思います。
そのためには、「若い人には我々大人の経験を情報として与え、でもそれを強制しない」事が良いバランスだろうと今回改めて感じました。
私が失敗したことも話しましたので、そういう失敗も是非参考にしてもらい「僕ならもっとうまくやる!」という意見や、「やっぱ大変そうだから私はやめておこう」などと色々考えてくれたらなあと思いました。
後輩たちの一助になったらとてもうれしいですが。
今回、元気な若い人たちと交流し「私自身ももっと頑張らねば!」とエネルギーを逆にもらえた出来事でした😄