通信制高校には特別活動というものがあり、卒業までに30単位取得する必要があります(3年間で)。
昨年4月に長男が通信制高校に入学し、年間スケジュール表を見ると所々に「特別活動」と書かれており、妻と長男に質問しましたが当時は「全くわからない」と言っていました。
文科省のホームページを見ますと、特別活動について
目標:望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団の一員としてよりよい生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての在り方生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養う。
文部科学省ホームページ「 高等学校学習指導要領> 第3章 特別活動」より
内容
A ホームルーム活動
B 生徒会活動
C クラブ活動
D 学校行事
と述べられています。
(が、今一つ分かりません・・・)
そこで先日、長男は単位認定試験も終わり(過去記事「通信制高校の後期単位認定試験」)、あとは成績・単位認定の結果を待つだけなので、緊張はしつつも暇であろう長男に特別活動がどんな内容なのかを訊いてみました。
(単位認定の結果については、私もかなり心配しています・・😓)
通信制高校入学後もうすぐ1年ですが、どんな活動があったのでしょうか?
例1:ITフリーランスの卒業生の講演
長男の通信制高校の卒業生で、現在IT関係の仕事をしているOBが話をしてくれたそうです。
オンラインです。
その卒業生は、会社に勤務しているのではなく、フリーランスとしてIT関係の仕事をされているそうです。
年齢は比較的若く20代だと思うと長男は言っていました。
卒業生が現在どのような状況なのかを知れる事はとても良いですね😊
なかなか充実した講演だったと想像します。
例2:アバター作成
「自分のアバターを作る」という特別活動もあったそうです。(これは面白そう)
プログラミング系の「授業」という形でも良い気もしますが、「特別活動」としてアバター作成があったらしいです。
1時間のみだったので、「アバターに動きを付ける」まではできなかったそうですが、そのうちに第2弾として動きを付ける特別活動もありそうです😉
高校によって様々(な気がする)
文科省の指導要領でも、かなりあいまいな表現になっていますし、上記2例の活動内容も他の高校でやっているかというと必ずしもやっていない気がします。
ですので、この特別活動は高校によってかなり選択の幅があるのだろうと想像します。
(他の高校の事が分からないので、あくまでも想像ですが・・)
このように学校の裁量でできることについては、通信制高校は面白い事が実施できて良いと思いました。