先日、親戚と1泊の旅行にでかけてきました。
高齢で車椅子生活の父が「家族で旅行に行きたい」と言ったことがきっかけでした。
確かに「来年父が旅行できるかわからない」という事もあり、親戚で相談し近場で1泊することになりました。
不登校の中学生次男はいつも通り「不参加」です。
ですので妻も不参加にし、通信制高校の長男と私で参加しました。
団体での旅行は元々苦手
私自身は「団体旅行は苦手」という認識は以前から持っていますが、「まあ、親戚なら大丈夫。甥っ子・姪っ子と旅行するのも楽しいし」と思い参加しました。親戚でも、価値観の違いはありますが…(過去記事「親戚の集まり」)。
初日は、高原の景色を見たりして(車いすの父も行ける場所)、その後ホテルにチェックインしました。
そして、その日の夜に「星空を見るツアー」というものがあり、それに参加することになりました。
私たち一行だけでなく、他の団体・家族も一緒です。
短時間でも、他人との団体行動は苦手
ここで私自身が感じたことが「多数人との同一行動が嫌だ」という事です。
親戚ならば、血のつながりもあるので比較的接しやすいのですが、「赤の他人と同じ行動をしなければならない」というのは、本当に私はダメでした。
一緒に行動したのは、1時間程度でしたし、勝手な行動をする人もいなかったのですが・・
そんなことを感じながら「子供達の学校って、これを毎日やるんだよな。そりゃ、うちの息子たちも嫌になって不登校になるよ」と思いました。
コロナ禍を経て、私はますます多人数での行動が嫌になったと実感してはいました。職場のレクレーション、町内会のイベントなど。
これらは知り合い同士の集まりですが、今回の旅行でのツアーは親戚以外は知らない人ばかりです。
つまり、「知っている人でも・知らない人でも、よほど近しい人でなければ一緒に行動するのが私は苦手」と、あらためて気づきました。
不登校の数が年々増加するのもわかる
この事を子供たちに置き換えて考えると、ツライ毎日を大人が課している可能性が見えてきます。
学校・習い事・地域の行事 etc…
楽しんでいる子も多いでしょうが、そう思っていない子も多い。
親を含めた大人は、この事を考えてあげる必要があるでしょう。
私のように「集団行動が苦手」な大人は特に、自分の事を子供に置き換えると、子供の気持ちもよくわかると今回実感しました。
それが私にとって、一番良い出来事でした。
高齢の父が楽しそうだったことも、もちろん良かったですが😊