最近SNS・ブログ等で「フリースクールの出席を、『学校の』出席扱いにしてもらうのが難しい」というコメントをよく見ます。
これについては、先日X(旧twitter)で「『学校こそが教育の唯一の道』と信じている人が(それなりに)多いからだろう」と投稿しました。
不登校でも「学校の出席」になるフリースクールは人気?
また、フリースクールの宣伝で「当フリースクールは、出席すると『学校の』出席扱いになります!」とアピールされているフリースクールもしばしば見かけます。
つまり、現時点では「フリースクールの出席が、学校の出席扱いになる事はそれほど多くは無い。だから、その出席扱いになる権利を得られたフリースクールはアピールポイントになる」という事です。
これ自体は「希望する保護者(±子供)」と「フリースクール運営者」の間で、要望と提供がマッチしたという事ですので良い事だと思います。
しかし、私はどうしても「なぜ、それほど『学校の』出席が大切なのか?」がよくわかりません🤔
うちの中学3年生の次男は小学4年から不登校で、中学校にはまだ一度も登校したことはありません。
ですので、「出席数=0日」です(過去記事「中学校に形式的に所属しているだけの次男」)。
しかし、義務教育(小学校・中学校)においては出席が卒業の必要条件にはなっていないので、卒業できる。 というのが、現状です(今後変わっていく可能性もありますが、その可能性は低いと思います)。
なので、「次男の出席日数を増やすために、学校の出席扱いになるフリースクールに何とか通わせよう」とは私は全く思いません。
出席日数が気になる理由
では、なぜ出席日数を気にする親(と子供)が多いのかを考えてみると、
1.出席しないと中学校を卒業できないと思っている。
2.出席数が少ないと、偏差値の高い高校に進学できないから。
の2つが思い浮かびますが、多くは「2」な気がします。
この場合には、”中学校は嫌いだけど勉強は好き”という子が当てはまりそうです。(うちの次男は学校も勉強も嫌いなので、私が出席日数を全く気にしないのかもしれません…😅)
ですが、”中学校は嫌いだけど勉強は好き”な子が、普通の高偏差値高校に合うのでしょうか?
その他にも出席日数を気にすべき状況があるのかもしれません(私の頭に思い浮かばないだけで)。
「特徴ある部活」などですかね?
子供の本当の希望をサポートする親でありたい
私の長男は中学時代に不登校になり、偏差値の無い通信制高校に入学をして、現在楽しそう(それなりに)に生活しています(通信制高校3年生)。
恐らく、全日制の高校に頑張って入学したとしても高校生活は大変になったと想像しますので、良かったと思っています。
いずれにしても、子供本人が本当に希望していることにできるだけ協力してあげるのが、親の役目だと思います。
子供の本当の気持ちはわからない事も多いですが、親の昔からの価値観を押し付けることなく息子たちをサポートしていきたいと思っています。