中学3年生の次男は、小学4年生から現在まで不登校です。
パソコンは遊び道具だった
家では、自分の部屋のパソコンでYouTube(のオモシロ動画?)を観たり、オンラインゲームをやりながら毎日を過ごしてきました。
小4で不登校になった当初は、私も勉強のことを心配し通信教材なども勧めて始めましたが、結局続きませんでした(過去記事「小学4年で不登校に」)。
ですので、私は「次男には学校の環境も合わないし、勉強も合わないから、自分のやりたい事をやってもらおう」と、考えを変えて、本人の好きな事を好きなだけやってもらうようにしました。
そのような過程で落ち着いたのが、YouTubeやオンラインゲームでした。
オモシロ動画から教育チャンネルに変わっていた
ところが、先日妻から、次男がYouTubeで勉強をしていると聞きました😲
YouTubeの教育チャンネルを観ているらしいのです。
私は妻に、なぜ次男が勉強し始めたのかを訊くと、「高校(通信制)生活に向けて」というのが理由らしいです。
まあ、それは良い事ではあるのですが、「無理をしてまで勉強しなくてもよいのに」というのが、私の率直な気持ちです。
通信制高校への入学自体は学力試験はありませんが、入学してからは確かにある程度の学力(勉強)は必要です。
ですが、数学や国語などの必修科目をそれほどしっかり勉強しなくても良いと私は思っています。
だって、大人になってから日常生活で使わない内容が多いですから。
このような事を言うと、”勉強に無駄な事は無い”や、”最低限の知識は身につけておくべき”と、反論されそうですが、それは結局「個人による」と思います。
将来その領域の仕事に就くのであればその勉強は役に立つでしょうし、「最低限の知識」という概念も人によって違うでしょう(私にとっては、小学低学年くらいの学習内容が最低限の知識です)。
自分の”好き”が大切
高校生であれば、「自分の興味ある事」を学ぶ(というより楽しむ)ことが、人間形成としては有用と思っています。
学校の勉強が得意であれば、勉強を続ける事が将来の選択肢を広げる事になるかもしれません(かつての学歴社会の流れも、日本にはまだ残っていますから)。
でも、次男のように学校の勉強が向いてない子が頑張って勉強する事は、時間と体力の浪費になる部分が多そうです。
私としては、「先日興味を持ち購入したギターを弾いていく中で、音楽にどんどん興味を持っていく」などが良いと思っているのですが、次男本人が勉強を選んだという事であればそれは尊重したいとも思います。
ただ、「周りの目を気にして」などという事が理由であるならば、止めてほしいですね。
そんな目を気にすることなく、我が道を突き進んでほしいと願っていますから(日本ではなかなか難しいのですが…)。