「カウンセリングは対面で」との先入観
先日、Xに「不登校の子と、スクールカウンセラー(SC)の面談を『学校で』おこなうのはどうなのか?学校に行きたくない児童・生徒なのに」とポストしたところ、“うちの地域では、オンラインで面談していますよ”と、ご意見をいただきました。
私は「市役所など、学校以外の場所で」と考えていて、オンラインは全く考えていませんでしたので、目からウロコでした😲
不登校の子供とオンラインの親和性は良いと、私もわかっていたはずなのですが・・
私もいまだに、固定観念が抜けきらず「対面で話すもの」と思い込んでいました。
先日も通信制高校の長男の進路相談がオンラインで実施されたときにも、固定観念を反省したばかりでしたのに・・(過去記事「通信制高校での大学進学相談に、長男とオンラインで参加」)
むしろカウンセリングはオンラインが適している
直接会って対面で話をしたほうが、微妙な表情やしぐさを感じ取り易いなどはあるかもしれませんが、まずは「会話を成立させること」が第一です。
不登校の子は、学校に行きたくないのはもちろんの事、外出もしたくない状況の時もあるでしょうから。
理想を求めて、会話ができないようではカウンセリングが成立しません。
そして、医療分野のオンライン診療に於いても、「精神」や「心理」に関する事はオンライン診療が向いていると言われています。
一方、内科や外科などは、触診に加えて血液検査・レントゲンなどが必要になることも多いため、医療機関を受診する必要性が高まります。
それに比べるとメンタル的な事はオンラインとの親和性が圧倒的に良いでしょう。
今後、子供のオンラインカウンセリングへの期待
現在中学3年生になった次男は、いまさらカウンセリングへの参加は難しい気がしますし、もはや必要性も低いと思いますが、小学4年で不登校になった当時に「オンライン」カウンセリングがあったら、参加できた可能性はありそうです。(しかし、当時の息子たちのSCは「再登校第一主義」でしたので、オンラインで面談しても、次回から不参加になった気もしますが・・)
オンラインカウンセリングを取り入れる学校・自治体が増えれば、助けられる子供・親も増えると思いますので、広がってほしいものです。