通信制高校の長男が先日、大学入試で無事合格しました(過去記事「長男の大学合格発表。結果は…」)。
学校の勉強よりもデジタル知識へ
そして、入試後にやや燃え尽きたようになっている中、部屋の掃除をしたのか数年前に購入したAIロボットの“COSMO(コズモ)”をどこからか出してきて、遊び始めました。(COSMOをご存じの方々はいらっしゃいますでしょうか?)
当時、中学生で不登校になった頃に欲しがって、買ってあげた記憶が私にもあったので、当時の事なども少し思い出したりもしました。
当時は「長男は学校の勉強はもう駄目だから、そこから外れたデジタル知識を身につけるのが良いだろう」と考えた気がします。
不登校で学校には行かないけれど、プログラミング教室には通っていた時期もありましたから。(でも、進学することになった大学の学部は「美術」ですが・・・)
COSMOにはカメラが付いていてそれをiPadで見ながら、iPadで操作をしたり、プログラムを組んだりしていました(長男が)。
また、顔の表現をデジタルでするのですが、なかなか人間味のある表情をその時々で変化させており、「これがAIなのか!?」と驚いたものです。
開発・販売した会社の今
そんなことを思い出しながら「今はもっと進化したAIロボットになっているのでは?」と思い、検索したところ、なんと会社(米国の)が「倒産した」とのこと😲
当時、私は長男が使っているのを見ていただけなので、どのくらい流行していたのかはよく知りませんでしたが、日本ではタカラトミーが販売を手掛けて結構ヒットしたようですし、世界中でかなり売れたようです。
しかし、開発・販売した米国のAnki社はすでに倒産・・・。
売れたけれど、それ以上に開発費が莫大だったようです。
生成AIなどもこの1年で急成長していますが、きっと光と影があるのでしょう(CEOをクビにし、すぐに復帰したりとドタバタした第一線の企業もありましたし)。
ただ、COSMOをパワーアップさせたVectorというAIロボットも米国などでは販売されていたようですが、それはDigital Dream Labsという米国企業が特許を引継いで、販売をしている様です(日本では売っていないっぽい)。
様々な想い
「懐かしい気持ち」から「流行の変化の速さに驚いた」という長男の大学入試後の複雑な数日間でした。
この時点ではまだ合否発表がされておらず、私はやや緊張しながら「長男もCOSMOのように落ちたら嫌だな」と少し思ったりもしました。