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次男が通信制高校の願書を自ら書いた

不登校(次男-中3)

不登校歴6年目の中学3年次男。中学卒業後は、進学せずに自宅にいると思っていましたが、突然通信制高校への進学する気になりました(過去記事「次男がYouTube教育チャンネルで勉強している!?」)。

進学希望している通信制高校は、現在高校3年生の長男が所属しており、長男が影響の一つとなったと思います。

息子は文字が書けるか?

そして、いよいよ通信制高校への願書提出の時期も近づいてきました。

「6年近く、鉛筆で文字をほぼ書いていないから、『まず、文字を書けるのか?』が心配(自分の名前すらも)」でした。

しかし、「自分の氏名、住所」は書けました。

書いたものを妻が見せてくれて、「それほどきれいではないけれど、充分判読可能」なので、私はかなりホッとしました。

志望理由書は本人の気持ちが最重要

次男が希望している通信制高校への入学には試験はありませんが、志望理由書を書く必要があります。

しかし、志望理由書は書く前に、「志望理由を明確化」しなければなりません。

先日の長男の大学入試の際もそうでしたが、「本人の気持ち」がとても大事であって、塾やハウツー本の「合格する志望理由の書き方」などをそのまま書く事は、その後の学校生活継続にはマイナスだと思っています。

最近では生成AIにより推奨文などは簡単に作成できてしまい、より危険だと思います。

ですので、多少おかしな部分があったとしても、自分の考えを文字化するこの過程は、その後のためにとても重要です。

志望理由書の存在は、妻が次男に伝え、妻がうまく気持ちを引き出しながら、整理できた様です(妻、ナイス!)。

そして、次男が自分で鉛筆書きした文を妻が見せてくれました。

小学校・中学校を信頼できなかった息子

短い文章でしたがそこに書かれていた“兄を見て、信頼できる学校と思い・・・”の部分に私の目は留まりました。

つまり、次男は「中学校や小学校を信頼できなかった。だから、登校していない」のだと。

次男はアレルギー・感覚過敏もあり、給食は食べられない献立が多かったのですが、小学生で不登校になる直前に教員から「好きなものだけ食べれば良いから、学校来てね」と言われて登校し、好きなものだけ食べたら「じゃあ、頑張ってこっちも食べてみようか!」と言われて、不登校が決定的になりました。

これについて次男が「学校に騙された。信用できない」と思い、それが続いている。一方、「通信制高校の兄はオンライン授業が主で自由に高校生活を送れている。この高校は信頼できるっぽい」と感じたのでしょう。

息子の何気ない一文ですが、子供にとっては非常に重い主張だと感じました。

親として充分な対応ができなかった点を「申し訳なかった」と思いつつも、現在の義務教育システムでは「親ができる事など無かった。学校に行かずに家にいる事を尊重する事くらいしかできなかった」とも思います。

その分も、自由な通信制高校で楽しんでほしいと思っています!

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