次男は小学4年の初めに不登校になりました(過去記事「小学4年で不登校に」)。
その後、3年以上登校していません。
当初はかなり私も悩みましたが「学校が不向きならば仕方がない」と次第に思うようになりました。
学校の「勉強」が不向き
そして、今は「勉強自体も不向きなのだろう」と思っています。
しかし、学校の勉強に向いている子供ってそもそもあまりいない気もします。
自分の好きな図鑑を何冊も読み漁る子はいるでしょうが、学校の勉強が好きな子供は私の周りにもいなかったと思います。
私も勉強は好きではありませんでした。
しかし、宿題を出されればやっていたので、不向きでは無かったのだと思います。
一方、次男は宿題が少しでもわからないと、それ以上やりたくない様子で、「考えて答えを導く」とか「答えが何なのか知りたい」という事は皆無でした。
次男が不登校になった当時、私は「子供は皆勉強はそれほど好きでもない。でも、勉強していくと知識も身に付くし、学習する習慣も身につくだろう」と漠然と思っていました。
でも、次男の勉強への無関心というか不向きは、通常とはかなりかけ離れていると感じるようになりました。
ですので、現在は「せめて割り算はできるように」とか「簡単な漢字は書けるように」という願望もありません。
将来の仕事は?
その様な基礎学力が足りなくてもやっていけるような自分の分野を見つけて能力を磨く方が、次男にとってははるかに生き易いだろうと思います。
昔と比べ、今は働き方も多様化しています。
一つの会社に入って定年まで働くという事も少なくなっていますし、会社に属さずに働いている人も増えてきています。
コミュニケーションが苦手な次男は、会社に入って組織のバランスを取りながら働くことはとても無理そうです。
それよりも、インターネットを使いながら個人で仕事をする術を見つける方がはるかに近道に見えます。
(と言っても、もちろん大変ですが)
今のところ芸術的な才能も無さそうなので、そのような分野で力を発揮する可能性は低そうです。
どのようにして生計を立てるられるかはまったくわかりませんが、不向きな学校の勉強をしても得られるメリットは次男には少ないです。
であれば、周りと同じような事を苦しみながらすることなく、自分が好きな事をやっていた方が将来の仕事につながるきっかけ探しになる可能性が高いと思っています。
一見無駄に見えるゲーム・YouTubeを含めたインターネットを続けることに今は大賛成です。