新年を迎えましたので、そろそろ卒業式の事を考え始める親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は卒業式の謝辞について、少し私の経験を述べたいと思います。
長男の小学校卒業式で謝辞
数年前になりますが、長男が小学6年の卒業式に私は卒業生保護者代表で謝辞を述べました。
もちろん希望したわけでは無く、この時も「妻のクジ引き」によるものでした。(私がPTA会長に選ばれた時と同様に😥<過去記事「PTA会長になる?」>)
長男が小学6年、次男が小学3年でこの時はまだ、二人とも小学校に登校していました。
という事もあり、この当時私は小学校にはほぼ興味も無く、あまり関わっていませんでした🙇♂️
(この卒業式の1か月後に次男が不登校になるのですが・・)
謝辞とは?
ですので「謝辞」と言われても、それが何なのかまずわかりませんでした。
私自身の小学生・中学生時代の卒業式を思い返しても「なんかオジサン達が何人も同じような事を喋っていた」という事くらいしか記憶にありません。
そこで「謝辞とは何か?」を調べてみました。
すると「お世話になった先生や地域の人たちに、親として感謝を述べる」ことらしいことが分かりました。
しかし、あまり学校の事もわかっていない私は、先生たちに感謝といってもあまり思いつきません。
そこで、謝辞の本来の趣旨からは少し外れてしまうけど「卒業する子供たちを応援する言葉を主にしながら、先生たちにも感謝を述べる」という形にすることにしました。
しかし、内容よりも寧ろ気を付けたことが「喋る時間が長すぎない」ようにする事でした。
先述のように、私の学生時代の卒業式の記憶は「大人の話が長い!」でした。
ですので、「短時間で」を最優先にしつつ、「子供達を鼓舞し」「先生にも感謝」を述べるようにと思案しました。
当時、私は仕事の休みもあまり取得できない状況でした。
そんな中、半日の有給休暇を取得し、卒業式に備えました。
職場では「え!来週休むの?何で?」と何度も訊かれ、「息子の卒業式で謝辞を・・・」と説明するのがかなり面倒くさかったです。
卒業式当日
そして、卒業式当日、保護者控室に行くと、とても多くのお父さんが来ているではありませんか😲
8~9割の父親出席率です。
「式に参加するなら謝辞も誰か述べてよ~。休暇取得するの大変だったんだから・・」と思いましたが今更どうにもなりません。
「最近、入学式・卒業式への父親の出席率が高い」という話は聞いていましたが、こんなに多いとは思いませんで、本当に驚きました。
そして、いよいよ卒業式が始まりました。
校長先生、市長、教育委員会、PTA会長とオジサマたちの話が続きます。。
まさに私が子供のころに記憶したものと同じです!
こんなにダラダラと話をしていても、子供たちはもはや聞いていないだろうと思いました。
ですので、「私の謝辞ももっと短くしようか」と考えましたが、すでに結構簡略化したので、あまり削る箇所も思い浮かびませんでした。
そして、いよいよ私(卒業生保護者代表)の喋る順番になりました。