コロナの制限も緩和され、時々実家に行ったりするようになりました。
次男は行きませんが、長男は時々一緒に行ってくれます。
母も高齢になり入院したりもあったので、できるだけ元気なうちに私も会っておきたい、息子たちを会わせたいという思いが最近はあります。
母は不登校の事をわかっていない
しかし、いざ実家に行くと「孫が二人も不登校になっちゃて…」や「もっと順調に成長すると思っていたのに…」など息子たちに関するネガティブな発言を私にしてきて、気分が不快になります😤
[言っても何にもならない発言]や[世間で優秀とされる固定観念](過去記事「教育に対する親の固定観念」)に接するたびに、「今日は来なければよかった・・」と後悔する事の繰り返しです。
まあ、孫を心配する気持ちが強いのでしょうが、全く参考にならないアドバイスばかり言われ、私が言い返して終わるパターンはいつもです。
母:「塾も1回行かせてみたら?」
私:そんなことはとっくの昔に試した。
母:「嫌いな野菜も、少しでいいから食べる様促して見たら?」
私:そんな事はとっくの昔に試した。
母:「学校も午前だけ行くとかしてみたら?」
私:そんなことはとっくの昔に試した。
という会話を毎回くり返し、「どうしてこんなふうになっちゃったんだろう…」と、ダメ押しの発言までしてきます😤
今の私の価値観と、母の価値観に違いがありすぎて恐らくこれは解決不可能だろうと思っています。
私自身は子供のころ学校が好きだったため、母には当事者としての不登校の経験がないため理解は難しいのでしょう。
これは当事者経験がないけれど「不登校を解決しよう!」と言い中途半端な国対応策を作っている政治家・官僚と似ています。
父は不登校に理解がある
一方、私の父はかなり理解してくれます。
小学4年で次男が不登校になった時から、次男の様子について私に質問はしてくるのですが「そうか。まあ、様子を見るしかないな」とだけいう事が多く、私に「○○をしてあげろ」という事はほぼありません。
以前一度だけ言われたことが「子供をたくさん褒めてやれ」という事くらいでした。
この褒めてやれという助言は助言になっており、母のアドバイスとは違います。
母のアドバイスは「次男を○○させるように」という具体的な目的(しかも達成できないであろう)を狙ったものです。
「塾に行く」「野菜を食べる」「学校に行く」など。
しかし、父の助言は具体的な短期的目的は無く、「次男の気持ちをゆっくり和らげる」や「親子の良好な関係をゆっくり築く」といった抽象的かつ長期的な事を考えての事でした。
この「子供を褒める」は、当初私にはサジ加減がなかなか難しかったです。
それまでは、息子たちに強い男に育ってほしく厳しくしていましたから。
できるだけ実家に行こう
母との付き合い方は難しくストレスにもなりますが、高齢でいつまで会話ができるかもわからないので、育ててくれた恩返しも含めて、できるだけ実家には顔を出したいとは思っていますが・・