日本の教育はどこに向かっている?
息子たちの不登校に加えて、日本経済の不況、日本の世界における社会的地位の低下など、様々な事を知れば知るほど本記事のタイトルのような事を感じます。
さらに言えば「親の考え」というよりも、「教員・政治家含めた多くの大人」の考えとした方がより適切な気もしてきます。
大きな規模で考えると「日本という国はどこに向かっているのか?」という事ですが、ほとんどの大人が「どこに向かっているのかよくわからない。でも、子供達には試験で良い成績を取り、良い学歴を得てもらっておこう」と何となく思っている気がします(そうでない方々、申し訳ございません🙇♂️)。
その上に「受験というものが商売として成り立っている」という記事も書きました(過去記事「受験はビジネスにもなっている」)。
私は、息子たちが不登校になり通常のレールから外れたため、外れたところから通常のレールを見るチャンスを得ました。
そして、外れたところにいる私から見たレールの先は本当にどこに向かっているのか全く見えません。
そして、そのレール上の列車には多くの子供達がしがみつきながら、それでも力の弱い人から順に列車から振り落とされる・・・
言ってみれば、私の息子たちは早々にこの列車から振り落とされたということにもなるのでしょう。
国のリーダー達は日本の未来を考えているのか?
国の政治家・官僚も考えてくれている人もいるのでしょうが、実施されることは見当違いの受験制度改革だったりで、学校や保護者に混乱を引き起こすばかりです。
世界情勢を知らない老年の方々が、政策を決めていると思えてなりません。
その動機は「私欲を肥やす」「次の選挙のために名を上げたい」等だと感じ取れ、将来の日本を考えているとは思えませぬ。
私の勘違いかもしれませんが、私自身はここ数年、ますます強く感じてきます。
そんな国の方針は、いつ変わるか(梯子を外されるか)は、全く予想できません。
未来予想は難しいけれども
「未来は予想できない」という点はその他多くの事に共通しますが、良い方向に向かっていなさそうな列車に乗っている事は、各家庭で認識しておいた方が良い気がします。
列車の特等席に乗れる子は、その座席をキープするのに労力をそれほど要しないでしょうから、そこで勉強し続けることがより効率的かもしれません。
しかし、何とか踏ん張ってしがみついている子は、当てのない列車に無理してしがみつくよりも、自分で別の道を歩いて行く方が、より自分が気に入る目的地に到着できる可能性は高いでしょう。
これらはあくまでも「可能性、確率」なので、どうなるかはわかりません。
しかし、指定された列車に闇雲に乗る危険性は、親が認識しておくことは大切だと思います。
レールからすでに外れた子供の親である私から伝えたいことは「外れたときはとても絶望したけれど、他にも道がありそうと感じてきている(明確な別の道はまだ見えないけれども)」という事です。
子供たちが、各自に合った道を歩める事を願っています✨