通信制高校2年生の長男の夏季スクーリングが先日ありました。
夏と冬の集中型スクーリング
長男の高校の通学スタイルは「夏&冬の集中型」スクーリングですので(過去記事「通信制高校のスクーリング形式は様々」)、通常は通学しておらず、自宅でオンライン学習しています(それほど勉強していないっぽいですが・・・)。
そして、夏のスクーリングは4日間連続です。
昨年の夏はホテルに宿泊し、冬は毎日自宅から通いました。
どちらも親が付き添っていたのですが、今回は”ハイブリッド式”とでも言いますか前半二日は通って、後半二日は宿泊することになりました(1泊のみ)。
私自身は毎日通うことを想定していたのですが、長男が「ちょっと気分転換に、宿泊したい気もする」と言ったため急遽ホテルを予約しました。
「少し変わった日常を経験したい」という気持ちでしょうから、やはり長男が元気が出てきてエネルギーが蓄えられてきていることを最近しばしば実感します。
電車通学を提案
そして、私は「非日常を経験」するということと、「自立に向けた経験」という観点から、今回『電車』で行くことも長男に提案してみました。
昨年は、夏も冬も親が車で送迎をしました。
車ですと片道1.5時間に対して、電車ですと3時間以上かかりますので、親としては車の方が楽です。
しかし、電車に慣れれば一人で通学も可能になりますし、通学だけでなく「ちょっと一人で出かける」事ができます。
多くの高校生が電車通学をすでにしている中で、長男はあまり電車に乗った事が無く、一人で乗ったことは一度もありません・・
本人が元気になってきている今こそチャンスと思い、私が提案してみたところ長男本人も「1回電車で行ってみるか~」と言い、初日に私と二人で電車通学することになりました。
初めての電車通学
まずは「切符を買う」です。
長男は切符を自分で買ったことがありません。
私が先に買い、その後長男に同じように自分の財布から現金を出して購入してもらいました。
これだけで、長男は緊張していたようです。
そして、1路線目の電車に約2時間乗り、経由地での乗り換えです。
別の鉄道会社になることもあり、乗換駅では一旦改札外に出て、2路線目の切符を購入する必要がありました。
ここでも長男に自分で切符を購入してもらうと、2度目なのでだいぶリラックスしてできたようでした😊
そして、2路線目の電車に乗り、目的地の駅に無事到着しました。
駅から高校までは近いため一人で歩いて学校へと行きました。
私は、ファミレスで時間をつぶし、授業が終わったらLINEで連絡を受ける手はずとしました。
LINE連絡をもらい、駅で合流し、再び3時間の電車での帰路です。
切符購入はかなり慣れた手つきになり、スムーズです。さすが若い。
無事に家に到着し、なかなか充実した日帰り旅行になったと思います。
(私にとっても、良い思い出の小旅行となりました)