次男は小学4年生で不登校になりました。
そして、現在中学3年生で、不登校歴6年目です。
不登校について気にならなくなった(ほぼ)
妻も私も、次男が不登校になった初期にはかなり不安が大きかったですし、どのように対応するのが良いのか?と悩んだものでしたが、現在は”学校に行かなくてもよい”と考えるに至っています。
以前に「学校に行かなくてもよい」と私が思うようになった二つの理由。で書いた理由のほかに、次男にとっては「登校する事の方が家にいるよりはるかにツライ」という事がよくわかり、デメリットが多いと理解できたことが大きかったです。
ですので、現在毎日ずっと家にいる次男についても、それほど大きな問題とは感じていません。
子供が感じる劣等感
ただ、一つマイナスな点と感じていることがあります。
それは、次男自身が「脱落者・敗北者の意識」を持っているであろうことです。
周りの多くの子供たちが学校に通う中で「自分は行けなくなった」と感じていると思われます。
”参加すべき組織から脱落した劣等感”のようなものでしょうか。
私としては「学校なんて、人生のごく一部に過ぎないのだから、単に合わなかったっだけ。気にすることではない。」と思っていますが、学校以外の選択肢がない中では、”脱落した”というネガティブ意識が続いていると思われます。
これを払拭するためには、何か夢中になることを見つけて学校の事など忘れるくらいになるのが解決の方法だと思いますし、さらにその夢中になったことが「不登校になったからこそ」見つけられたことだとむしろ不登校がポジティブな出来事にも感じられるかもしれません。
でも、それって相当難しい(確率的には低い)。
長い人生の中ではうまくいかない事も当然ありますので、私自身の人生でも困難な時期はありましたが、(一応)乗り越えては来ました。
ですので、次男も成長とともに「不登校の劣等感」は克服できる可能性はあると思いますが、”学校に行かないくらいで、こんな敗北者意識を持たせないで下さいよ”という気持ちは、現在の私にはあります。
親の自分にはプラスになっている!
一方、「息子たちが不登校になったことで、自分の人生にはかなりプラスになった」と私自身にはポジティブに作用しています💪
ですので、あとは次男自身が今後数年・数十年をかけて「自分に合った何か」を見つけてくれれば良いと願うばかりです。