※アフィリエイト広告を利用しています

「学校に行かなくてもよい」と私が思うようになった二つの理由

不登校(長男 中3)

息子二人の不登校を経験して、現在私は「息子たちが別に学校に行かなくてよい。行きたいなら行けばよい。」と思っています。

その二つの理由を、本日は書きたいと思います。

理由① 学校がうまく機能していない。

私自身、息子たちが不登校になるまで学校には関心がありませんでした。

さらに言うと、不登校になってからもあまり関心はありませんでした。

しかし、当時中学2年生の長男が不登校になって3か月したころ、翌年の中学PTA会長にクジ引きで選ばれてしまいました(過去記事:「PTA会長になる?」)。

そして、長男が3年生の時、長男は学校に行かない中、私は1年間PTA会長として学校とかかわりあう中で、学校内部の事がとても見えてきて、機能していない事が分かってきました

①-1 教員間の連絡が悪すぎる

学校からPTA会長(私)への連絡が、校長・教頭・PTA担当教諭からそれぞれ同じ内容で、しばしばありました。
どの教員が連絡をするのか話し合っていないことが明白でした。

また、私がPTA担当教諭にお願いしたことが、他の教員に伝わっていないという事も、よくありました。

これらの事から非常に教員間での連絡というかコミュニケーションがうまくいっていないと強く感じ、このような場所に息子がいてもあまり良い影響が多くないと思うに至りました。

①-2 何も変われない旧態依然とした体制

私がPTA会長に就任したのは令和3年4月でしたので、コロナ禍になって1年が過ぎていました。

しかし、Zoomなどのオンラインツールを使っておらず、授業のオンラインもPTA会議のオンラインも実施していませんでした。

そして、PTA会議をオンライン化しようとしましたが、新しい事を取り入れようとすると、問題点ばかり指摘して何も変えたがらない「前例踏襲主義」の根深さを強く感じました(過去記事:「PTA会長に就任」)。

最終的に何とかPTA会議はオンライン化できましたが、オンライン授業は結局一時的に少しやっただけでした。

長男の中学だけでなく、日本全体が教育のデジタル化が世界的に遅れていることも判明し、学校で学ぶ意義に疑問を感じるようになりました。

理由② 順調に進学したとしても、幸せになるわけではない

私は就職氷河期世代なのですが、特殊な職業でしたので就職に苦労することはありませんでした。

しかし、私の高校の同級生の中には、有名大学を卒業したにもかかわらず就職に苦労したり、就職してもリストラにあったりした知人がいます。

息子たちが不登校になるまでは「リストラされないためにも、より偏差値の高い大学合格を」などと思っていましたが、よく考えてみると「学歴が武器にできるのは、トップ大学の極一部の人だけ」と思えます。
その他多くの人間は、学歴でなく自分の能力を磨いて、それで仕事を得る必要があると。

最近は「プログラミング人材が足りない」などと言われており、学歴よりもプラグラムできるスキルの方が要求されます。

では、理系の能力ばかりが需要があるかと言えばそうではなく、絵画・音楽などの芸術領域での奇抜な才能が価値を生んだりもします。

つまり、「学歴よりも何かしらの能力の方が重要」と思うに至りました。

まとめ

以上、二つの事から私は息子たちに「必ずしも学校に行かなくてよい」と思っています。

それよりも、自分の好きな事を見つけてその能力を大事に育ててほしいと思います。
そのことが、将来自立して生きていくために、より価値を持つ可能性が高いと思っています。

(👇応援よろしくお願いします)
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
タイトルとURLをコピーしました