年末年始に学校教育に関する本を読みましたので、その内容と私の個人的感想を今回は書きたいと思います。
著者は二人
「学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか」の著者は工藤勇一氏と鴻上尚史氏で、二人の対談形式で書かれています。
工藤勇一氏は、「麹町中学校の改革」をした校長先生として有名で、以前にも工藤氏の書籍を当ブログで紹介しました(過去記事<「麹町中学校の型破り校長 非常識な教え」本を読んで>)。
一方、鴻上尚史氏の肩書は劇作家・演出家とのことですが、私はそちらの活動はほとんど知らず(申し訳ございません)、テレビ番組で外国人を交えた討論をする「COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜」のMCと、私が学生時代に聴いていたラジオ番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティという認識でした。
本の内容は
いくつか印象に残った言葉があったので、羅列していきます。
・校則はどうでもよい事。もっと大事な事に取り組む。
・不登校の親子関係に於いて、良い事は続け、駄目なことはやめる。
・子供に話す時は、質問する形で自己決定を促す。
・心は一つになんかならない。日本の学校は無理やり一つにしようと教育している。
・世の中なんて矛盾だらけ。その中で自分をどう鍛えるかを考える。
・クラス同士で張り合うので、スーパー教員の担任クラス以外がすべて学級崩壊した。だから、担任制を廃止した。それによって、すべての教師が気になった子に声をかけられるようになった。それまでは、別のクラスの子だと担任に遠慮をして声をかけにくかった。
・命にかかわる事と、犯罪に関しては厳しく叱るが、その他のほとんどは子供たちに考えさせる。どうでもよいくだらないことは、放っておく。
・対話に於いて相手を責めすぎない。問題なのは仕組みなのだから。
読み終えて
「子供自身に自分で考えるよう促すことがとても大切。そして、それを邪魔しているのが今の学校教育」という事が本書の趣旨だと感じました。
子供の教育・学びについては、息子の不登校をきっかけに、私も色々と調べ・考えるようになりました。
現在の日本の義務教育の問題点はだいぶわかってきましたが、「では、どうすれば、良い学びを実現できるか?」となると、実際には大きな壁がいくつもあり、実現は困難に思えてしまいます。
しかし、良いと思えることを少しずつ実現していくしかないでしょうね。
今回の書籍もとても刺激になる本でした。
年末年始に良い書籍を読めました😊
