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フリースクール卒業生の書籍「僕は僕で良かったんだ」

読書(学校・教育に関する)

僕は僕で良かったんだ」はフリースクールの先駆け的存在である東京シューレが出版した、不登校・フリースクールに関するとても貴重な資料と感じましたので、本日は本書についての感想を書きたいと思います。

大人になった元不登校の現在

貴重だと思った理由は「不登校だった子供たちが大人になった現在を自分で語っている」からです(合計32人)。

居場所の運営者や、児童精神科などが不登校について語っている書籍は現在はたくさん存在しますが、当事者が大人になった現在を語っているものはほとんど無いのではないでしょうか(私が知らないだけかもしれませんが)。

これだけ複数の元不登校だった人たちが、登場できる理由は東京シューレが40年も前に開設されたフリースクールで、現在も継続されている長い歴史を持つため、多くのOB/OGがいるからでしょう。

「現在どのような仕事をしている」も貴重だし(不登校の子たちのその後がわかるから)、「不登校だった当時の気持ち」を本人が語ってくれていることも貴重!

元不登校の本音

登場する元不登校の方々の、シューレに対する共通したコメントは「不登校が自分だけでは無いと知れて安心した」「ミーティングがとても良かった」です。

やはり、自分の意見が採用されるミーティングは子供にとっても良い取り組みと感じたのでしょう。

その他にも「少数派を生きることで世の中のこと、特に矛盾がよく見えるようになりました」との意見も、大人は色々と考えさせられると思うし、「登校拒否はとんでもない」と無理解の父親がシューレを見て「学校よりとても良い雰囲気だ」と理解を示すようになった例も、子を持つ親には参考になるでしょう。

私と同世代の人も

また、本書で語っている大人になった元不登校の方々が、私と生まれ年が近い(同じ人もいる)事にも驚き、とても自分が恥ずかしくなりました。

私自身は学校が好きであり、何の疑問も感じずに毎日通学しており、登校に苦しんだり、学校の慣習に疑問を感じた同世代の人たちが当時いたことを全く知りませんでした。

今後は、そのような子ども達に少しでも役立ちたいと改めて思いました。

その後判明した反省事項

2012年に出版された本書ですが、残念なことにその後この団体内で性加害事件があったことが明らかになります。

スタッフ個人の問題だけとしてではなく、子供を預かるすべての組織がしっかりと予防対策が必要であることを示しています。

この点はとても残念ですが、古くから地道に活動していたフリースクールで育った子供たちの「その後」を知ることができる貴重な書籍だと思いました。

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