コロナも落ち着いてきて、世の中の往来も活発になってきました。
そして、先日長男と妻二人で妻の実家に行きました。
次男は…
次男は行きたくないというので、次男と私は留守番です。
長男と妻が帰省した初日は、私は仕事がありましたので、日中は次男が自宅で一人になる時間がそれなりにありました。
私は、やや心配しましたが、妻も次男本人も「別に大丈夫」と言うので、少し気にかけながら仕事をし、できるだけ早く帰宅しました。
すると、すでにお風呂のお湯は入っていました(次男がお湯を溜めてくれた)。
私は、妻がいない時にはできるだけ息子たちに家事をやってもらうように心がけている(過去記事[時々「敢えて」息子に家事を「少し」促す])のですが、すでに自らやってくれていました😊
長男は出かけたい?
一方、長男についても私は「よく祖父母の家に行こうと思うなあ」と感心するというか、不思議に思うというか…
今回は当初、義理の父の畑作業を長男が手伝うという予定もあったようです。
長男はそれについてどう思っていたのかよくわかりませんが、「行く」と元々言っていました。
しかし、残念ながら義父の体調が悪く、畑作業は無かったそうです。
では何をしていたのかと訊いてみると「ただ、家の中にいた」とだけ、答えました。
何をしたという事も無いですが、「自宅以外の場所」という事だけで良かったのかもしれません。
自宅以外で安心できる場所が少ない中で、最近は徐々に外の場所にも行き始めています。
と言っても、田舎なので駅が近くにあるわけでもなく、バスも本数は徐々に減り、一人で行くには徒歩しかありません。
自転車も高校生なら選択肢になりそうですが、私たちの家は坂道が続いているため若い人たちも自転車はあまり使っていません。
徒歩で行けるところは、スーパーとコンビニくらいですので、あまり長時間くつろいだり、楽しんだりする場所ではありません。
そういう中での「祖父母の家」というのは、適度に自宅と異なる快適な空間になっていそうではあります。
「高校を卒業し一人暮らしを始めれば、自分だけの新しい環境になる」とポジティブに思う面もありますが、それよりも「今の長男が2年後に一人暮らしをするなどとても無理だろう」という気持ちの方が大きいです。
今の時点では、妻の実家でできるだけ「自宅以外の場所」を体験してほしいと思います。
そして、さらに元気が出てくれば、もっと外に体験の場を求めて行ってくれるといいなあと思っています。