学校から呼ばれて、妻が面談。
小学校にも中学校にもスクールカウンセラー(SC)という役職の人がいます。
次男が小学4年で不登校になった時も、長男が中学2年で不登校になった時も、妻が学校に呼ばれ話し合いをしました。
しかし、結論から書いてしまうと、(我々の場合)どちらの学校のSCも役立ちませんでした。
むしろ、親にはプレッシャーをかけて精神的に追い詰める作用にしかなりませんでした。
スクールカウンセラー(SC)とは
SCについて、妻から初めて言われた時「SCって何?」と訊き返しました。
しかし妻も「私もよくわからない…」と。
よくわからない役職の人に言われるがまま面談に行った妻も良くないかもしれませんが、学校から「来てください」と言われれば、行かないわけにはいきません。
そこで、SCについて調べてみました(後日ですが)。
するとSCとは「特別な資格があるわけではない」という事が分かりました。
ただ、心理士の資格などを持っている方が担当することが多く、さらにいくつかの学校を掛け持ちすることが多いそうです。
でも、うちの息子たちの小学校と中学校では違う人だったらしく(妻曰く)、中学校の担当者は教員でもあったようなのでSCとは少し違うのかもしれません(複雑でよくわかりません…)。
小学校のSCは
まず、次男の不登校から始まったので、小学校のSCと面談がありました。
次男が不登校になって、数か月後でした。
とにかく「いかに学校に来させるか」を説明してくれたそうです。
「朝起きれていないなんて、とても復学できない」「お母さん、そんなにのんびりしていてはいつまでも学校に戻れないですよ」など。
SCの言いたいことはわかるのですが「じゃあ、親はどうすれば登校できるようになるの?」という疑問に対しては具体的な返事なく「親として、とにかく頑張りなさい」という根性論のみだったようです。
私が仕事から帰ると、妻はひどく落ち込んでいました。
中学校のSCは
長男が不登校になったのは次男の約1年後でしたので、中学のSCと面談したのも約1年後でした。
この時も妻はかなり責められたそうです。
「次男の事ばかり気にかけていたから、長男をないがしろにしていたのではないですか」「もっと、長男の事も考えてあげてください」など。
基本的には小学校のSCと同じく、ひたすら「学校に来させる目標を達成できない親を責め立てる」状態だったそうです。
そして、中学の場合はその場に、校長・教頭・担任教諭も同席していたそうです。
しかし、SCが喋ったのみでほかの三人は何も喋らなかったそうです。
議論をしたという感じではなく、あまり意味のない集まりと思いましたが「複数人で検討した」という事実が必要だったのかもしれません。
結局、SCとの面談後も、次男も長男も変わらず不登校は続きました。