ズレた歯が口の中を傷つける
通信制高校2年生の長男は、中学時代から歯並びが悪く歯が口の中の粘膜を傷つけて、口内炎のような症状をたびたび起こしていたようです。
しかし、当時は中学不登校の時であり、歯科受診を提案しても「別にいい…」と言ってそのままにしていました。
ですが、昨年通信制高校に入学して以降だんだん元気になってきました(過去記事「通信制高校の前期試験が終わり、夏休み始まる」)。
すると、「歯を診てもらいたい」と本人が言い出しました。
「歯の見た目も気になる」と
口内炎を起こして痛いという事以外に「歯並びが悪くて、見た目が気になる」とも言うではありませんか!
これにはとても驚きました。
見た目を気にするなど今まで全くありませんでしたから・・
高校生なのでそういう年頃ではありますが、それまでは見た目を気にするほどの余裕が無かったと思います。
その余裕が出てきた様です😊
そして、歯科を受診し「希望があれば歯科矯正の適応には充分ある。期間は約2年の見込み」と言われたようです。
将来のことも少し考え始めた?
そこで本人も「2年間という事なら、通信制高校生の今が一番良い時期だと思うので、歯科矯正を受けたい」と私に言ってきました。
久しぶりに自分の意見を私に言いました。
そして、金額が数十万円かかる事も気にして「まあ、これは将来お父さんに返そうと思っているから」とまで言ってきました。
そんな将来の稼ぎの事まで考えるなんて、一年前には想像すらできませんでした。
しかし、歯科矯正の装着中はつらいという話も聞きます。
私は歯科矯正を受けたことが無いのでわからないのですが「金属をつけていると痛い」「隙間に食べ物のカスが溜まって歯磨きもしにくくてストレス」などと聞きます。
ですので、長男がそのようなストレスで途中で中止する可能性はあるだろうとは、私は思っています。
自分で決めたことは貴重な経験になる
でも、それはそれでOKと考えています。
「試してみたけど自分には合わなかった」という貴重な経験になるはずですので。
そして、その経験を貴重にするためには「始めるのも中断するのも(できるだけ)自分で決める」ことが大切だとも思っています。
本人の決断とそれに伴った経験が一番貴重になり得るからです。
しかし、本人にエネルギーが十分無いときにはその決断をする元気がないので、そのような場合には親がある程度導いてあげることも必要だとも思っています。
時間も要する歯科矯正。
長男の貴重な体験になると思っています!