中学3年秋に、中学校への進路希望調査書には通信制高校1校を書いて提出した長男(過去記事:「中3長男の進路②」)ですが、高校への入学願書提出は翌年1月です。
親としては「このまま進学する気持ちが続くかどうか」を心配していました。
しかし、長男に色々言ったり訊いたりすることは、マイナスにしかならないと思い、その後は何も高校の事は触れないようにしていました。
通信制高校の入学申し込み時に必要な物
①入学願書、②中学校からの内申書、③入学検定料です。
②は中学担任にお願いしなければならないので、12月に長男に「この通信制高校に進学する気はあるのか」を確認したところ「進学する」と答えましたので、
・通信制高校に①を請求し、
・中学担任に②を依頼しました。
・銀行で③一万円を振り込みました。
②内申書については、中学2年の途中から登校していないので、評価が低いのは確実であり、そんな低評価でも通信制高校に入学できるのか心配しました。
ですので、ネットで色々と調べましたが「基本的に通信制高校入学が、内申書で落ちる事は無い」と書かれているものがほとんどで、やや安心しました(しかし、実際受かるまでは不安が続きます・・・)
担任教師もすぐに書いてくれて、約1週後に受け取ることができました。
①については、妻が高校に請求し、数日後に郵送で受け取りました。
長男本人の写真が必要ですが「外出したくない」と長男は言います。
数カ月ほぼ引きこもり状態なので、当然と言えば当然です。
そして「家でデジタル撮影し、自分でサイズ加工する」とも言うので、私はむしろ「積極的で良い!」と感じ、本人に任せました。
すると、数分でプリントまでしてしまい、若者のデジタルスキルには驚きました🤗
そして、自分の名前・住所等を自身で記入し、完成です。
(本人が作成したので、その意欲があったことにとても安堵しました)
入学願書提出
1月になり「①入学願書、②内申書(中学からの)、③振込書のコピー」を高校から指定されたとおりに、簡易書留で送りました。
「合否は約2週で郵送で通達する」との事でした。
また、その審査に於いて「必要と判断されれば」面接試験が追加される可能性もあると書かれていましたが、妻が調べた限りでは「面接を行う場合はとても少ない」らしいです。
合否通知が届く
1週経ても面接の連絡は来なかったので、面接はやはり不要だろうと妻と話をしていました。
そして、10日ほど経て私が仕事から帰宅すると「合格通知が今日来たよ!」と妻が私に言いました。
私は「受かった?」と訊き、妻は「合格です!」と😊
長男は自分の部屋に入っており、直接伝えたい私からのお祝いの言葉は食事の時に伝える事にし、妻に「本人には伝えた?様子はどうだった?」と訊くと「もちろん伝えた。結構嬉しそうだったよ、それより安心した感じだったかな」と。
最近感情をあまり表さなくなり、無気力な反応が多かった長男でしたので、ポジティブな反応をしたというのは私はとても嬉しかったです。
そして、一緒に食事をした時に「合格おめでとう」と私が伝えたところ、「ああ、どうも」といつものように素っ気ない返事をしつつも、やや照れている表情でもありました😄
義務教育が間もなく終わり、『初めて自分で選択した進路』です。
自分の道を自分で歩んでほしいと願いながら、その日は心地よく眠りにつくことができました。