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不登校の次男が、近所の犬の散歩

不登校(次男 小5)

近所に犬が…

次男が小学5年の初め頃、近所の人が犬を飼い始めました。
生まれたばかりの柴犬です。

次男は小さな虫は苦手ですが、妻の実家のネコをとても可愛がったり、動物園ではウサギ・モルモットの所にずっといるなど、小型動物が好きなようでした。

ある時、その近所の人が犬の散歩をしている時に妻と次男が会い、次男がとてもその犬をかわいがったようで、近所の人から「いつでも犬と遊びに来なよ」と言っていただいたそうです。

と言われても、なかなかお宅に声をかけるのも気が引けます。
その近所の人には、次男が不登校になっている事も伝えてあったので、気を使ってくれたのだと思います。

その頃は、次男も不登校になって1年過ぎていたので、平日周りの目を気にすることも減ってきていました。(以前は、平日の昼間に外出は嫌がってしませんでしたが)

犬に会うために外出

その人は次男のためなのか、昼間は犬を道からすぐの庭で休ませて(くださって)いました。
ですので、道から犬を触ることができて、妻と次男は散歩を兼ねてよくそのお宅の前の道まで行くようになりました。

ちょっと図々しいとは思いつつも、それ以外の外出をしたがらない次男の唯一の外出動機です。
その近所の人にはちょっと迷惑をかけているとは思いつつも、犬に会いにちょくちょく散歩しました。

犬の散歩で生活リズムが改善

するとそのうちに一緒に犬の散歩もさせていただくようになりました。
3人で散歩しながら、その人とお話をするのは妻にとっても良い気分転換になったようです。

さらには、その近所の方は「じゃあ、散歩よろしくね」と言って、次男(と妻)に任せてくれて、次男が好きなだけ犬と触れられるようにしてくれました。

ちょうどこの頃、次男はむずむず脚症候群で苦しんでいた時期(過去記事:「児童精神科受診④」)でもありましたので、運動も兼ねた散歩は、身体的にも精神的にも次男にとって良いイベントになっていきました

これにより、次男の外出の頻度は増え、毎日の生活リズムも安定していきました。
(しかし、むずむず脚はなかなか改善せず、散歩中も気になるような状態が続きました・・・)

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